


以前F値の低いレンズがボケる訳ではないと言う記事を書いたが、
その中で、
では、どれくらい被写体に近付けば背景はボケ始めるかと言うと、
a=イメージセンサの面積、b=画素数、x=焦点距離、y=F値
とした場合、
x/y*.5/((x/y*.5-((x/y*.5)-((a/b)^.5)*2))/x)
によって大よその距離を求めることが出来る。
その距離よりも近くなると背景がボケ始め、
それよりも遠い場合はパンフォーカスとなる訳だ。
これには画素数も関係してくるので、
最終的に出力される画素数を基準に考える必要がある。
このブログにアップロードしている画像は513,920画素であるから、
DXフォーマット50mmF2.8で撮影した場合、
50/2.8*.5/((50/2.8*.5-((50/2.8*.5)-((372.88/513920)^.5)*2))/50)
=8286.76839
となり、約8.3メートル以上離れていれば背景はボケない訳だ。
前回の写真はF2.8であるにも関わらず、
流し撮りによる背景ブレは多少あるものの、
背景がボケていないのはその為である。
せっかくなので各焦点距離とF値において、
ピントリングの位置を無限遠にした場合、
パンフォーカスとなる大よその距離を表にしてみた。
D90のLサイズである12,212,224画素DXサイズで計算している。
参考になれば幸いである。
その中で、
背景を暈す最大の要因はピントリングの位置であり、と書いている。
被写体に近付くことで背景は簡単にボケる。
では、どれくらい被写体に近付けば背景はボケ始めるかと言うと、
a=イメージセンサの面積、b=画素数、x=焦点距離、y=F値
とした場合、
x/y*.5/((x/y*.5-((x/y*.5)-((a/b)^.5)*2))/x)
によって大よその距離を求めることが出来る。
その距離よりも近くなると背景がボケ始め、
それよりも遠い場合はパンフォーカスとなる訳だ。
これには画素数も関係してくるので、
最終的に出力される画素数を基準に考える必要がある。
このブログにアップロードしている画像は513,920画素であるから、
DXフォーマット50mmF2.8で撮影した場合、
50/2.8*.5/((50/2.8*.5-((50/2.8*.5)-((372.88/513920)^.5)*2))/50)
=8286.76839
となり、約8.3メートル以上離れていれば背景はボケない訳だ。
前回の写真はF2.8であるにも関わらず、
流し撮りによる背景ブレは多少あるものの、
背景がボケていないのはその為である。
せっかくなので各焦点距離とF値において、
ピントリングの位置を無限遠にした場合、
パンフォーカスとなる大よその距離を表にしてみた。
D90のLサイズである12,212,224画素DXサイズで計算している。
F2.8 | F4 | F5.6 | F8 | F11 | |
---|---|---|---|---|---|
12mm | 7.36m | 5.15m | 3.68m | 2.54m | 1.87m |
15mm | 11.5m | 8.05m | 5.75m | 4.02m | 2.93m |
18mm | 16.6m | 11.6m | 8.28m | 5.79m | 4.21m |
24mm | 29.4m | 20.6m | 14.7m | 10.3m | 7.49m |
35mm | 62.6m | 43.8m | 31.3m | 21.9m | 15.9m |
50mm | 128m | 89.4m | 63.9m | 44.7m | 32.5m |
85mm | 369m | 258m | 185m | 129m | 93.9m |
105mm | 563m | 394m | 282m | 197m | 143m |
135mm | 931m | 652m | 466m | 326m | 237m |
200mm | 2.04km | 1.43km | 1.02km | 715m | 520m |
400mm | 8.18km | 5.72km | 4.09km | 2.86km | 2.08km |
1000mm | 51.1km | 35.8km | 25.6km | 17.9km | 13.0km |






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