流星はどこに出現するか分からないので撮るのが難しい。
12mmのレンズで30分間撮り続けた結果、
かろうじて流星の写っていた1枚の写真が下である。

機種 : NIKON D90
露出時間 : 30.00秒
レンズF値 : F4.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 100
オリジナル撮影日時 : 2013:08:13 03:08:19
露光補正量 : EV0.0
開放F値 : F4.0
自動露出測光モード : スポット測光
光源 : 白熱電球
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 12.00(mm)
長秒時ノイズ低減 : OFF
三脚,レリーズ(連射用)使用
30秒間開いていることもあり、
上の写真ではどこに写っているのか分からない。
画像のデフォルトデータを4倍に増感させると下のようになる。

街灯りの真上、フレームギリギリのところに、
微かな直線が見えるだろうか。
この部分をトリミングしたのが最初の画像である。

この場合、
画像の左下から右上に向かって流れたと思われる。
神戸から見てプレアデス星団(昴)のすぐ左に出現した。
長秒時ノイズ低減を OFF にしている理由は、
シャッターが閉じている時間を少なくしたい為である。
ON にすると約半分の時間しかシャッターは開かない。
シャッター速度を8秒以下にすれば、
長秒時ノイズ低減は作動しないが、
膨大な枚数(4倍)の中から流星を探すのは大変である。
故に長秒時ノイズ低減を OFF にし、
30秒間シャッターを開いている訳であるが、
これが仕事なら4倍もの枚数から探し出すかも知れない。
昔は撮った後でダークフレーム減算処理を行い、
ノイズを消していたが、今のカメラ(D90)は、
内部で瞬時に処理が行われているようだ。
試しにダークフレーム減算処理を行ってみたが、
デフォルトのほうが断然綺麗であった。
デジタルカメラの新化には、ほとほと頭が下がる。
最新のカメラは長秒時ノイズ低減も瞬時に行われるのだろうか?
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