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カメラマンの覚え書き
個人的な撮影技術の公開
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木漏れ陽
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機種 : FinePixS1Pro
レンズ : TamronSpAf17-35mmF2.8-4
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 320
オリジナル撮影日時 : 2005:07:08 14:42:30
シャッタースピード : 1/2048秒
レンズ絞り値 : F2.8
対象物の明るさ : EV7.3
露光補正量 : EV0.0
自動露出測光モード : 中央重点測光
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 17.00(mm)
ロケ地 : 神戸市中央区 HAT神戸
長い雨が上がって、夏らしい日差しが蘇った。
今日はレンズのテストを兼ねて「日差し」を撮ることにした。
残念ながら「日差し」自体は目に見えないし写真にも写らない。
強い日差しによって起こる現象からその存在を知りうるのである。

「日差し」を撮る場合、画角には太陽を入れたい。
(太陽の撮影はCCDを痛めるのでリスクを承知の上で撮影下さい)
撮影データから分かるように、絞りは基本的に開放で撮る。
様々な色のゴースト(写真では丸い形)が光源の対角に写り込む。
(赤いゴースト以外は背景の緑に消されるので目立たない)
このゴーストよって、更に「日差し」の存在が明らかになる。

一般的には、
絞り込んだほうがシャープな画像になると言われているが、
ゴーストが発生した場合は絞り込みにも注意が必要だ。
もし絞り込んだとしても、ゴーストの形状が変わるだけで、
ゴーストは決して暗くはならないのに対し、
被写体は絞り込むほど暗くなる。
その分露出を長くした結果、
不自然なゴーストが濃く写り込む場合が多い。
下の写真が絞り込んだ例である。

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機種 : FinePixS1Pro
レンズ : TamronSpAf17-35mmF2.8-4
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 320
オリジナル撮影日時 : 2005:07:08 14:22:29
シャッタースピード : 1/64秒
レンズ絞り値 : F16.0
対象物の明るさ : EV7.3
露光補正量 : EV0.0
自動露出測光モード : 中央重点測光
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 17.00(mm)

絞り込んだ分クロスはクッキリ出ていると思うが、
赤い妙なゴーストが大きく3つ写り込んでいる。
好みの問題もあるかと思うが、このゴーストはちょっと頂けない。
私の経験では絞り込む場合でも1段までに抑えるのが無難だ。
勿論レンズや場面によっては良好なクロスが現れる場合もある。
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