

機種 : NikonFE
フィルム : Velvia
レンズ : AiNikkor50mmF1.4
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 50
シャッタースピード : 8秒
レンズ絞り値 : F2.8
露光補正量 : EV-1.0
自動露出測光モード : 中央重点測光
フラッシュ : 無し
その他 : 携帯用8段三脚使用
ロケ地 : 神戸市灘区 灘浜
決して大した夕焼けではないが、
橋を境に空が青味を帯びる時刻を待った。
三脚を使用し風も無く被写体ブレも無い場合、
なるべく絞り込んでFE最長の8秒で撮る。
露出時間を長くすることによりシャッターのブレも低減され、
よりシャープな画像が期待できる。
と言ってもISO50のフィルムにとって、
8秒というシャッター速度は結構短く、
標準レンズを2段絞るに過ぎないが、
この手の夕景や夜景は開放で撮らない理由がある。
高架橋上等の照明に14本のクロスを出す為、
7枚の絞り羽根を使ってレンズの実効形状を7角形にする。
開放でここまでシャープなクロスは期待出来ない。
Nikkor は古く(1977年頃)から7枚の絞り羽根を採用している。
それ以前の Auto シリーズは大抵6枚の絞り羽根であった為、
夜景を撮ると対向する絞り羽根により、
太く鈍い6本のクロスが濃く現れる。
この絞り羽根が奇数枚になることで、
薄くて細いシャープなクロスを描くのである。
橋を境に空が青味を帯びる時刻を待った。
三脚を使用し風も無く被写体ブレも無い場合、
なるべく絞り込んでFE最長の8秒で撮る。
露出時間を長くすることによりシャッターのブレも低減され、
よりシャープな画像が期待できる。
と言ってもISO50のフィルムにとって、
8秒というシャッター速度は結構短く、
標準レンズを2段絞るに過ぎないが、
この手の夕景や夜景は開放で撮らない理由がある。
高架橋上等の照明に14本のクロスを出す為、
7枚の絞り羽根を使ってレンズの実効形状を7角形にする。
開放でここまでシャープなクロスは期待出来ない。
Nikkor は古く(1977年頃)から7枚の絞り羽根を採用している。
それ以前の Auto シリーズは大抵6枚の絞り羽根であった為、
夜景を撮ると対向する絞り羽根により、
太く鈍い6本のクロスが濃く現れる。
この絞り羽根が奇数枚になることで、
薄くて細いシャープなクロスを描くのである。


この記事へのコメント
↓の記事ですが
「青色が最も濃くなった頃合を見計らって撮影。 」
や
「この手の夜景は開放で撮らない理由がある。」
唸ってしまいます。
身についた理論と計画、実践を感じます。
毎日何が出てくるかタノシミなんですよ。
できる範囲で続けてくださいね<(_ _)>
「青色が最も濃くなった頃合を見計らって撮影。 」
や
「この手の夜景は開放で撮らない理由がある。」
唸ってしまいます。
身についた理論と計画、実践を感じます。
毎日何が出てくるかタノシミなんですよ。
できる範囲で続けてくださいね<(_ _)>
コメントありがとうございました。
早速伺いましたが
・・・すごいです!
「もとカメラマン」という表現が気になっているんですが、
もとプロ、ということなんでしょうか?
私はまだ「一眼レフ持ってるだけの人」でしかなく
これからまだまだ勉強して、
いろんなところに気を使えるようになりたいです。
またお邪魔します。
早速伺いましたが
・・・すごいです!
「もとカメラマン」という表現が気になっているんですが、
もとプロ、ということなんでしょうか?
私はまだ「一眼レフ持ってるだけの人」でしかなく
これからまだまだ勉強して、
いろんなところに気を使えるようになりたいです。
またお邪魔します。
noriさんへ
いえいえ、noriさんの写真も素晴らしいものばかりですよ。
アナログ時代に培った技を良く活かしていると思います。
noriさんの技や理論は、
無意識のうちに発揮されていると思いますよ。
私ももアナログ出身ということもあり、
noriさんは非常に好感の持てる写真家の1人です。
はるかさんへ
お越し頂き非常に光栄です。
「もとカメラマン」は確かに微妙な表現ですね。
15年前はプロのカメラマンでした。
今となっては撮影の仕事が年に数回ある程度です。
デジタル時代に入って写真を始められる方は、
我々に比べて上達が早い傾向にあります。
私はいまだに「シャッターひと押し50円」が頭の隅にあって、
あまりパシャパシャ撮れないんですよね。
勇気を出していろいろ撮ってみると勉強になりますよ。
いえいえ、noriさんの写真も素晴らしいものばかりですよ。
アナログ時代に培った技を良く活かしていると思います。
noriさんの技や理論は、
無意識のうちに発揮されていると思いますよ。
私ももアナログ出身ということもあり、
noriさんは非常に好感の持てる写真家の1人です。
はるかさんへ
お越し頂き非常に光栄です。
「もとカメラマン」は確かに微妙な表現ですね。
15年前はプロのカメラマンでした。
今となっては撮影の仕事が年に数回ある程度です。
デジタル時代に入って写真を始められる方は、
我々に比べて上達が早い傾向にあります。
私はいまだに「シャッターひと押し50円」が頭の隅にあって、
あまりパシャパシャ撮れないんですよね。
勇気を出していろいろ撮ってみると勉強になりますよ。


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